病院に税務調査が入ると領収書が8調べられます。特にある領収証に調査官は丹念に調査します。それはデパートの領収書です。なぜデパートの領収書をよく調べるのでしょうか。
費用の中に結婚式の引き出物が入っていたり、何らかの個人費用が入っているということが過去に多かったためです。さらに減価償却資産にならないように領収書を複数に分けて発行するというケースも有りました。そのようにいい加減に扱われているケースが少なくないためデパートの領収書は特に注意を払い調べていきます。デパートの領収書の中でも注意が必要なのは手書きのものです。
最近はコンピューターで処理するため領収書は印刷されるものがほとんどです。そうした状況の中で手書きというのは何かあると税務調査官に思わせるようです。もし手書きのものが見つかるならば税務調査官は反面調査を行ないます。デパートに事実確認を行なうということです。
さらに、複数の領収書を一枚の領収書にまとめて発行している場合も税務調査官は反面調査に入ることがあります。もしかすると一枚一枚の領収書の中身を確認させたくないために、こうしているのではないかという疑いをかけるわけです。それでデパートで反面調査を行ない、細かいところまでチェックしていきます。デパートを通してお歳暮やお中元を贈ることもあるはずです。
その場合、領収書とともに、きちんとしたスト送付先のリストも用意しておく必要があります。もし用意しておかないならば、もしかするとそれは事業用ではなく個人用として贈ったものではないかと調査官は疑いをかけます。このようにデパートの領収書は注意が必要だといえます。